Nintendo SwitchのProコントローラのアナログスティックが保持されず、クタクタの状態になったので交換しました。
アナログスティック自体は社外のものが300円~500円程度で売っていたので購入。
左が純正から外したもの、右が社外です。
抜く際に足が邪魔でニッパーで切ったため、左の純正は足が少し短くなっています。
純正はよく見ると「ALPS」と記載してあるので、アルプス電気のスイッチみたいです。
古いアナログスティックを外すため、ハンダ付けされている箇所を外していきますが、最近のはこうなのか、全然溶けず、吸えません。
あまり加熱し続けると基盤にダメージがいってしまうため、このように溶けにくい場合は、ハンダを追加で盛ってやり、既存のハンダごと温めてやると溶けやすくなります。
「低温はんだ」と呼ばれる融点の低いものを使うと、既存のハンダと混ざって融点が下がるため作業しやすくなりますが、今回はgootの電子工作用(融点183~190℃)で問題なく作業できました。
以下は廃棄する基盤での例です。
最初にフラックスを塗っておくと、追加したハンダと混ざりやすくなります。
溶けにくいはんだの箇所に追加で盛ります(ちょっと盛りすぎてますが・・・)
盛ったハンダごとコテで温め、スッポンなどで吸い取ります
まだ少し残っていますが、上記くらいまで吸えれば、足をハンダごてで温めつつ押してやると抜けてきます。
以下のようにProコンのアナログスティックのハンダも吸えました。
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