モバイルバッテリーの端子故障と状態(USB-Aのメスコネクタ)

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モバイルバッテリーで使える電熱ジャケットを着てたところ、いつの間にか電源が切れて寒くなってるという不調が出てきました。

そしてあるときバッテリーを外したところ、なんかバッテリーの端子付近が熱い!?
接触不良で抵抗が増し熱を持ったみたいな感じでちょっと危なかったです・・・。

とりあえず確認してみます。

下が電熱ジャケットのUSB-Aのオス端子です。

ちょっと分かりづらいですが、オス側は下の写真のように固定なので、トラブルがあっても汚れが付着したとか酸化したとかで端子自体は壊れにくいです。

上手く撮れない・・・

とりあえず異常はありませんでした。

モバイルバッテリー側はメスです。

問題はメス側(モバイルバッテリー側)のUSB-A端子で、オスと違って端子の接点がバネのような形状になっており、そのおかげで端子同士がしっかり密着するようになっています。

下は今回の端子ではありませんが、4つある端子がバネのような形状になっているのが確認できます。

今回トラブルがあったモバイルバッテリーの正常な方の端子です。

真正面からみると、下から出てる4つの端子が均一に起きているのが確認できます。

トラブルがあった方も確認してみると・・・

写真右端の端子が1つ寝てしまっているというか下がってしまっています。
USB-Aは左右両端の端子が+5VとGNDで、ここから電源を取り出すので、この状態だと接触不良が起こります。

小型化してきたType-Cなどのコネクタと違い、USB-A端子の交換作業ははんだごてで十分作業できますが、接着して閉じてあるモバイルバッテリーなのでカッターで切り開く必要があり、グサッと刺さると最悪発火するのでやめておきます。

幸い端子が2つあり、もう片方の端子は正常なのも確認し、動作確認もOKだったので紛らわしい故障した端子は塞いでおきます。

といっても、間違って使わないようUSBのダストカバーを常に装着するだけです。

飛び出てて邪魔だし、外すことはないので取っ手はニッパーで切断しときます。

これでもう少し頑張ってくれそうです。

端子が下がってしまった原因は不明ですが、安物だけに、金属の質のバラツキ(もしくは低品質)や、抜き差しの頻度もそこそこあったので金属疲労などかなと思います。

この安いモバイルバッテリーなら良いですが、高価な機器(例えばPC本体の端子やポータブル電源とか)で端子を保護したい場合、短い延長ケーブルを常に装着し、そこで抜き差しすれば端子が壊れるのは延長ケーブルで本体は無事なので、頻度の高いPC本体のコネクタなどはそうしてます。

おしまいです。

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