Elitech RC-5+の管理ソフトが起動しない(USB一体型温度ロガー)

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Elitech RC-5+は一定間隔で温度を記録し、グラフ入りのPDFや、Excelの「xls」などとしてデータを取り出せる温度ロガーです。

PCのUSBスロットに挿すと自動でグラフ入りのPDFを生成してくれるので手軽に取り出せます。

この機種は最大32000ポイントとなっており、それを超えると以降記録されなくなります。
上の記録は2021/5/11に開始していますが、32000ポイントに達してしまったので2021/12/19に記録が終了しています。

間隔は管理ツールから設定できますが、10分間隔で約222日、30分間隔で約666日、1時間間隔で約1333日の記録ができます。

実際に出力されたPDFが以下です。

PDFは自動出力の設定にしてあれば、PCのUSBポートに挿すと自動でRC-5+内に生成され、Windowsのエクスプローラーから見える状態になります。

同データをExcel用のxlsで出力したものが以下です(管理ソフトから出力操作が必要です)

Excelのxlsで取り出したい時は管理ツールから行う必要があり、容量いっぱいになると記録が停止してしまうので、これも管理ツールから削除する必要がありますが、久しぶりに管理ツールを起動しようとしたら、何も起こらず起動せず困りました。

色々試してみたところ、管理ツールの実行ファイルである「DL.exe」を「互換モード」の「XP SP3」に設定したところ、起動してくれました。

「DL.exe」を右クリックして「プロパティ」から「互換性」タブを開き、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックし、プルダウンメニューから「Windows XP (Service Pack 3)」を選択して「OK」で閉じると設定できます。

不具合の原因は不明ですが、「DL.exe」を起動しようとして失敗すると、毎回イベントビューアに以下の2つが記録されていました。

初回のセットアップ時も現在と同じWindows10でしたし、何で互換モードでXPにすると正常に起動するのか謎ですが、とりあえず動くのでよしとします。

ちなみに、この管理ツールである「ElitechLogWin」はインストーラ版しか配布されていませんが、「Universal Extractor」などで中身取り出して「DL.exe」を起動すればポータブル版として動きます(もしくは一度インストールしてDL.exeのフォルダをコピーしておいても可)

 

おしまいです。

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