ExifToolGUIと日本語化パッチについて
ExifToolGUIは画像の撮影日やレンズ情報、GPS情報などのExifデータや、動画のメタデータをGUIで参照できるツールです。
ここで配布するExifToolGUIの日本語化パッチは「ExifToolGUI」もしくはフォーラムでダウンロードできる「Google MapのFix版」を日本語化するものです。
「ExifTool」はコマンドラインから実行するツールですが、これをGUIで扱えるようにしたのが「ExifToolGUI」、さらにGoogle Mapでのエラーに対処されたのが「ExifToolGUIfixGM」となっています。
ExifToolGUI関連ファイルのダウンロード
(1) ExifToolのダウンロード
コマンドライン版のExifToolは以下のサイトからダウンロードできます。
ExifToolGUIはこのツールのフロントエンドなので、まずこれを入手します。
Windows版は以下スクリーンショットのような「exiftool-12.21.zip」というリンクからです。
(2) ExifToolGUIのダウンロード
以下のフォーラムからもらってきます。
コマンドライン版のExifToolをGUIで扱えるようにしたものです。
最上部あたりにある以下スクショのような「Click here to download ExiftoolGUI v5.16」からダウンロードできます。
(3) ExifToolGUIfixGMのダウンロード(不具合修正版)
以下のフォーラムでダウンロードできます。
Google Mapタブでのエラーが修正されたExifToolGUIです(ExifToolGUIfixGM.exe)
psdichさんの添付の「ExifToolGUIfixGM.zip」というのがそうです。
未対策のExifToolGUI.exeでGoogleMapタブに切り替えると以下のようなエラーが出て表示できませんが、この対策をしてくれています(すごい)
(4) Google Mapの不具合対策その2
フォーラムで公開されているpsdichさんの添付版を使わせて頂いていましたが、Google Mapの仕様変更でJavaScript APIからのアクセスはAPIキーが必要になったため、エラーが出てマップが表示できなくなりました。
iframeでの埋込は従来どおりアクセスできるようなので、マップ表示をiframeに変更したバージョンを置いておきます。
日本語化済みの実行ファイルなので、不具合が出るものをこれで置き換えると動作します。
「とりあえず動いた」ところまでしか確認していないので、何か不具合があるかもしれません。
あと、内部的にIE(Internet Explorer)で表示しているためか、以下のように「サポートされていないブラウザですよ」という警告が出ます。
今のところは表示できるようですが、そのうち駄目になるかもしれませんね・・・
使えるようにする
全部解凍して同じフォルダに突っ込みます。
この中で exiftool(-k).exe は exiftool.exe にリネームします。
以下のような感じになります。
ExifToolGUI.exe の代わりに ExifToolGUIfixGM.exe を使うので、ExifToolGUI.exe は無くても構いませんが、その他のファイルは必要です。
日本語化しないのであれば、この状態でExifToolGUIfixGM.exeを起動すればOKです。
日本語化パッチの使い方
パッチのダウンロード
以下をダウンロード保存してください。
ExifToolGUIfixGM 5.16.0.0用(Google Map Fixあり)
「ExifToolGUIfixGM.exe」を日本語化する場合はこちらをダウンロードします。
psdichさんが添付されているGoogle Mapのエラーを修正したバージョン用です。
ExifToolGUI 5.16.0.0用(オリジナル)
元の「ExifToolGUI.exe」を日本語化する場合はこちらです。
日本語化する
以下は「ExifToolGUIfixGM.exe」で説明しますが、「ExifToolGUI.exe」も同様です。
ダウンロード物を解凍すると「ExifToolGUI-51600-fixGM-JP-001.exe」が出てきますので、「ExifToolGUIfixGM.exe」と同じフォルダへコピーします。
その後「ExifToolGUI-51600-fixGM-JP-001.exe」をダブルクリックして実行します。
ユーザーアカウント制御がでるので「はい」をクリックして進めます。
以下のように「正常終了」が表示されたら日本語化完了なので、ダウンロードした「ExifToolGUI-51600-fixGM-JP-001.exe」は削除して構いません。
「ExifToolGUIfixGM.exe」をダブルクリックして起動して日本語版になったのを確認します。
パッチを当てる前の元ファイルは「ExifToolGUIfixGM.OLD」の名称で残りますので、戻したい場合はパッチを当てた「ExifToolGUIfixGM.exe」を削除したあと、「ExifToolGUIfixGM.OLD」を「ExifToolGUIfixGM.exe」にリネームすれば、パッチを当てる前の元の状態に戻ります。
初期状態だとGoogleMapが表示されないので、「プログラム」の「設定」から「Google Mapのインターネットアクセスを有効にする」をONにして保存し、ExifToolGUIfixGMを起動しなおすと表示できるようになります。
だいたい日本語になったと思いますが、普段使う箇所しかチェックしてないので、漏れが結構あると思います。
設定画面
オプション
インポート・エクスポート
日時の補正(シフト)
日時のコピーなど。
コメントフォーム
ExifToolGUI 5.16 2022/06/05
大変失礼しました
ファイルの保存場所が悪かったようです
C:\Program Files (x86\
移動したら保存できました
コメントありがとうございます。
ご連絡頂いたタイミングで確認したら、GoogleMapがエラーで表示できなくなっていたので、暫定的ですが対策したもの作成しておきました。
「Google Mapの不具合対策その2」からダウンロードできますので、良かったら使ってみてください。
画像に位置情報が記録されている場合にマップで表示できるという機能の不具合対策なので、その機能を使わない場合は現在のままで大丈夫です。
Mapも表示されるようになりました
ありがとうございます。
ExifToolGUI 5.16 2022/06/05
よいソフトを紹介してくださり、ありがとうございます。
ただ「Google Mapのインターネットアクセスを有効にする」
にチェックを入れ “保存”、 アプリを閉じようとすると
”Cannot save GUI settings”
設定が反映されません