MediaCoderの日本語表示について
MediaCoderの日本語化
MediaCoderは日本語用の言語ファイルも同梱されているので設定から日本語化できます。
Options > Use Interface Language > Japanese
MediaCoderを再起動すると日本語になります。
ただし、いくつかの箇所が正しく表示されないため、このページでは修正版のxmlファイルを配布しています。
以下の例ではメニューの一部が正しく表示されず「menu_features」や「menu_job」などになっています。
サブメニューも「再・A的」のように文字化けしたり、先程と同様に「menu_add_folder_watcher」や「menu_add_cap」などの文字列として表示されてしまいます。
表示がおかしい原因
「menu_features」のように表示されるのはxmlファイルで定義されていないためです。
「menu_features」の文字列で「lang」フォルダのxmlファイル内を検索してみます。
english.xml内を検索すると以下の行が見つかりますが、「id」の項目が「value」の値で置き換えられるという感じで反映されます。
以下の例では「Features」というメニュー名で表示されますが、japanese.xmlではこの行が無いため、「menu_features」という文字列がそのまま表示されてしまいます。
<string id="menu_features" value="Features"/>
初期状態だとjapanese.xmlはなり不足があり、行数でいうと英語の「english.xml」は870行ほどありますが、日本語の「japanese.xml」は572行しかありません。
修正版では以下のようにしています。
<string id="menu_features" value="機能(&E)"/>
もう1つ、japanese.xmlを編集していると、以下のように全部「menu_file」みたいになってしまう事がありますが、これはxmlの書式が崩れてしまった事が原因です。
WinMergeで触ってる最中に自分のミスで何度かなりました。
サブメニューもこんな事に。
この時は以下のように「string id=」となるはずのところが、
<string id="analyze_stream" value="ビットストリームを解析しています"/>
以下のように「stringid=」とつながってしまった箇所が1つありました。
修正したところ無事元に戻りました。
<stringid="analyze_stream" value="ビットストリームを解析しています"/>
修正版では上記不足分の補完と、未翻訳箇所の機械翻訳を行っています。
修正版の日本語ファイル
ダウンロード
MediaCoder 0.8.63 build 6030用
適用方法
解凍すると「lang」フォルダが出てきますので、MediaCoderの実行ファイルのあるフォルダへ上書きコピーします。
元に戻す可能性がある場合は、元の「japanese.xml」を「japanese.xml.bak」などにリネームしてからコピーしてください。
コピーしたファイルを削除したのち、リネームしておいた「japanese.xml.bak」を「japanese.xml」へ戻せば元の状態に戻ります。
「lang」フォルダ内に「japanese.xml」を上書きコピーしてもいいです。
MediaCoderが起動中の場合は一旦終了させてから起動すると反映されます。
以下のような感じです。
今後、MediaCoderがバージョンアップした場合は上記ファイルも更新したいと思います。
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